2023年3月、桐朋学園大学音楽学部カレッジディプロマコースを修了した、Cocomiさん。
さらに超難関のソリストディプロマコースに進学が決まりました。そんなCocomiさんのフルートはどこのメーカーを使っているのでしょうか。
そこで今回は、テレビ出演やクラシック界の名だたるスターの方々とも共演している「Cocomiさんのフルートの使用楽器メーカーやフルートの値段について」調べてみました。
Cocomi愛用のフルートメーカーはパウエル!

Comomiさんは、インタビューで、
今メインで使用しているフルートは「パウエル フルート」
と言っています。
パウエルは、アメリカ(ボストン)で生まれたフルートメーカーで、世界的なプロ奏者も愛用しているブランド。
職人たちがすべてハンドメイドで作っています。
なんと、Comomiさんのデビューアルバム『de l’amour(ドゥラムール)』では、理想の音を追い求めた結果、3本のフルートを使い分けており、収録曲と価格は以下のとおりです。
まずCDジャケットで持っているフルートは
POWELL(パウエル)社の「ハンドメイド オーラマイト/外側:Silver 内側:14KGold」
題名のない音楽会でも演奏した『愛の小径(こみち)』はこの「オーラマイト」を使用。
価格は300万ほど※詳しくは後述します
そして、Youtubeにも公開されている『タイスの瞑想曲』では
「ボディはGoldで、キー(トーンホール=穴をふさぐ蓋)がSilver」。価格は400~500万。
「タイスの瞑想曲」の動画はこちら↓
『夢のあとに』は
「すべて純金」モデル。14金の場合の価格は900万ほど。
素人には音の違いがわかりませんが(汗)、フルートそれぞれに、温かい音や重量感など特徴があるそう。
さらに同じインタビュー記事で、Comomiさんは、
楽器は同じモデルでも1本1本個体差があります。そして、演奏家の呼吸器や口のかたちや舌のかたちによって、まったく違う音が生まれます。だから、私の音は私だけのもの。歌と同じです。そこがこの楽器の最大の魅力の1つだと感じています」
GOETHE MAGAZINE&SALON MENBERより引用
と語っています。
まさに、Comomiさんのこだわりが詰まったCDですね。
つまりフルート3本を合わせると、、、
Comomiのフルートの値段は1700万円!?
以下はパウエルフルートの価格表です。2022年3月30日に価格改定されています。

オーラマイトは1点しかありませんので、約300万円。
一般人には「お高い~!!」と思いきや、音大生としては高価なほうではないようです。
音大生は400~500万円ほどのものを使う方も多いそう。
他の2点については、10金、14金、18金など「ゴールドの純度」により価格が変わってくるため、変動がありますが、
もしすべてパウエルを使っているとすれば、3本の総合計は約1700万円!
「すべて純金のモデル」は14金の場合の想定ですが、もしも18金使用なら1本のみで1200万円超え。
しかも、キャップやアタッチメントなどのアクセサリーなどにこだわったら、もっとお値段は上がりますね。
価格改定前の金額よりけっこう上がっていますし、円安が続けばなおのこと・・・
Comomiさんがこれら3本をご自分で所有しているとなると、
「ご両親は木村拓哉さんと工藤静香さんですからね」
となりますが、Comomiさんはモデルや他の仕事もやっていますし、パウエル社から借りた可能性もあります。
ただ、通常若い演奏家のデビューCDは自分のフルート1本で収録することが多いようですので、もし借りたのであれば破格の扱いということにもなります。
プロの演奏家はもちろん、音大生の学費やレッスン費は高額と聞きますし、楽器も高価なため、財力がないと難しい環境であることは間違いないですね。
まとめ
Comomiさんが使用しているフルートのメーカーと値段についてまとめてみました。
よくバイオリンは臆超えとか、Cocomiさんと同じ「桐朋女子高校音楽科」ご出身の高嶋ちさ子さんのバイオリン(ストラディバリウス)は2億円などとも言われていますので、
それに比べると・・・なんて思ってしまいました。
ちなみに高嶋ちさ子さんは、桐朋学園大学音楽学部卒業→イェール大学音楽学部大学院修士課程「アーティスト・ディプロマコース」を修了しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。