【時系列】石丸伸二市長と議会の対立・恫喝裁判の経緯を分かりやすく解説!

広島県安芸高田・石原伸二市長の「市議会の議員定数を半分にする」提案が話題になりました。

実は、ここに到るまでには、市長と議会の間には様々な対立がみられ、

居眠り議員から発展した、恫喝(どうかつ)問題の裁判は、現在も進行形です。

今回は、双方の対立を生んだ経緯や裁判の現状などを、

石丸市長のTwitterをベースに、時系列でまとめていきたいと思います。

石丸市長は、これまでのやり取りを細かく発信されていますので、

より詳細な内容をご覧になりたい方はTwitterをご覧ください。

目次

石丸伸二市長と議会の対立のきっかけ~恫喝裁判までの経緯

【2020年9月】混乱のきっかけのTwitter

2020年8月、石丸市長にとって初めての定例会の一般質問中に、

30分以上も、いびきをかきながら居眠りしていたとされる「居眠り議員」を石丸市長がTwitterで指摘したことから始まっています。

居眠り議員の名前は、現在は「武岡隆史議員」ということが公開されています。

まさか「居眠り」が、こんな混乱をうむとは、誰も思っていなかったはず・・・

居眠りツイートに対して議会から呼び出し

【2020年10月】石丸市長は「恫喝について」その場にいた議員全員に見解を求める

これに対して議会は、
「居眠りは病的なものだった※」
「恫喝されるような威圧的な発言はなかった」との回答書を市長に提出。

回答書には「退屈しない議会の対応について」の改善策が書かれており、

その内容のほとんどは「居眠りの対処法」で、「いびきを伴う居眠りの場合は「即時に」休憩をとり、当該議員を注意または体調の確認をする」と書かれています。

※回答書の全内容は「安芸竹田市のHP」に公開されています。

客観的にみても、小学生レベルの回答に思えるのは私だけしょうか・・・

ちなみに、

※武岡議員が議会に提出した診断書は、病院名と医師名が黒塗りになっており、会議後に本人が回収したそうです。議会はそれ以上事実を確認することなく、回答書の提出で終わらせています。

【2020年11月】石丸市長が「恫喝発言」は山根議員と指摘

【2020年11月】
恫喝疑惑が解決しないまま「任期満了に伴う安芸竹田市議選挙」が行われ、山根議員は当選されています。

2020年12月 石丸伸二氏が、山根議員に「内容証明」を送付

以下は、山根議員のHPに記載されている「恫喝問題に関する内容」です。

11月に入ると、恫喝については、山根を標的として、選挙期間中はSNSで、さらには改選後、12月に入ると、石丸氏個人として弁護士を通じて山根のみに内容証明を送付してこられています。

やまね温子議員の公式HPより引用

内容証明の内容は、明らかにされていませんが、HPの記載に関するものと思われます。

このFAXの内容もすごい・・・いろいろな意見がありますね。

【2021年1月】議会へ恫喝問題等への説明責任を申し入れる

議会は「市長の意見を聞くべき派」と「問題は解決済み派」に分かれ、

多数決の結果、「議会は恫喝疑惑について、市長と対話しない」ことを決断。

ドラマをみているような、なかなかの対立ぶりですね・・・

【2021年3月】山根議員が広島県庁で音声を公開

山根議員は会見で、石丸市長と議会との間に「恫喝に該当する発言はなかった」と、2020年9月に市長を呼び出した時の「音声記録」を公開

石丸市長が、編集していない元データの開示を要求したところ、山根議員は「どうせ文句を言うから開示しない」と回答。

「どうせ文句を言うから開示しない」という回答は、逆に憶測を生みそうな気もします。

【2021年6月】山根議員が「500万円の損害賠償」を請求

山根議員は、市長ではなく「石丸伸二氏個人」を提訴。

どう喝発言の張本人が自分であるかのような印象を与えたと主張。石丸市長から、根拠のない誹謗中傷で選挙活動を妨害されたとして、6月9日広島地裁に500万円の賠償を求める訴えを起こした。

FNNプライムオンラインより引用

【2021年7月】恫喝問題の裁判がスタート

第1回の口頭弁論があり、訴えに対して、石丸市長は「請求の破棄」を求めているとのこと。

裁判の意見陳述で山根市議は、「多くの支持者を失った、きちんと被害回復してもらいたい」と訴えた。これに対し、市長側は、山根市議の「恫喝」は「事実」だとして請求の棄却を求めている。

https://hiroshimastyle.com/blog-entry-7563.html

これ以降の裁判の情報はみられませんでした。

2021年8月に、安芸高田市は、記録的な豪雨による甚大な被害が発生しました。

市政を担うものとして裁判どころではないですよね。

石丸市長と市議会との対立がまるで子どものケンカ?

居眠り、恫喝問題、これまでの議会との対立は、石丸市長ご自身も「子どものケンカ」むしろ、それ以下であると語っています。

石丸市長が提案した「議員定数半減提案」の背景には以下のような経緯があります。

【2021年1月】石丸市長が副市長を全国から公募

恫喝疑惑が解決しないまま、

石丸市長は、市政改革を進めるため、空席だった2人目の副市長を全国から公募しました。

【2021年3月】副市長の内定者が決定するも議会が否決

4115人の応募の中から、官民連携事業に携わった経験のある、

一般社団法人RCF(東京都)職員の四登夏希(しのぼり・なつき)さんが内定するも、

議会(賛成7人、反対8人)で、財政難などを理由に否決。

時間をかけて選んだあとにまさかの否決って、内定した方や、それまで時間を費やした人もかわいそう・・・

【公式】HOME広島ニュースより引用

偶然にも、反対派は「恫喝問題は解決済み」と回答した議員と重なったとのこと。

驚きがないのはなぜ・・・(笑)

このあとも、「石丸市長自らが選んだ副市長を採用する人事案」をたびたび市議会に提出するも否決。

議会が「副市長を削減する改正案」を成立

議会は市長と議論することなく

「副市長の定数を2から1に削減する改正案」を可決。

石丸市長は、この対応策として「議員定数16人を半分の8人にする条例改正案」を提案。

「一方的に条例を改正して、副市長の定数を削減した」議会に対し、同じ方法で対応したとういうわけですね。

市長は『否決されるのが分かっていても、誰かがやらなくては前に進まない』と語っています。

議員半減については賛否両論ありますが、5000近くのヤフコメがついたのは、それだけ多くの人が政治に関心を持つきっかけとなったことは確かだと思います。

より詳しい市長の見解を知りたい方はこちらの動画をどうぞ。

【動画】「議員定数半減案」否決後の石丸市長の記者会見

2022年6月10日「議員定数半減提案」賛成1、反対14で否決されました。

否決後の記者会見の動画はこちら。

「長いものには巻かれろ」の方が当然楽なのに、そうしなかった市長。

忖度の多い政治のゆがみや、政治に無関心な日本人に問題提起するような動画。

人それぞれ意見は異なると思いますが、全国的に石丸市長を指示する声も多く、関心度も高いですよね。

パパ活問題で情けないような議員がいる中、地元での批判を恐れず、少しでも町を良くしようと行動する姿勢はすばらしいと思います。

まとめ

これまでの石丸市長と議会との対立や、恫喝問題の裁判の経緯などをまとめてみました。

2022年8月で2年目を向かえる市長。今後も市長や安芸高田市民の動向が注目されますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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