従来の健康保険証はいつから値上げ?マイナンバーカードは義務化?

2022年8月8日、厚生労働省は「マイナ保険証」を提示した患者の窓口負担を軽くする方向で検討中とのこと。

従来の保険証より、マイナ保険証を使った方が負担が重くなることに、批判の声があがっていましたが、ここへきて、まさかの便乗値上げ?

値上げはいつから適用されるのでしょうか?

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従来の保険証はいつから値上げ?

現在の「マイナ保険証」の上乗せ分の軽減は「2022年秋から改正」されるようです。

「オンライン資格確認システム」を導入済みの医療機関で受診すると、

<マイナ保険証>(3割負担の場合)
・初診21円
・再診12円
・調剤9円

<従来の保険証>
・初診9円(2024年3月まで)

これが改正により、

マイナ保険証:最大21円の上乗せ分を半額以下
従来の保険証:負担引き上げ

「マイナ保険証」を利用した方が割安にする方向で調整しているとのこと。

つまり、いずれにしても負担増ということになります。

現状では、2024年3月まで「従来の保険証を提示した場合は9円負担」となっており、

2023年度から医療機関は「マイナ保険証」の対応を原則義務化されますので、

まずは同額程度に引き下げてから「マイナ保険証」を利用した方が割安になるように改正されるでしょうね。

これを受けて、ネットでは、

結局値上げじゃねえか!

全く理解できない。 マイナ保険証を持てば安くなるなら 分かるけど、従来通りの保険証を使えば高くなるって何?

国民をバカにしてるとしか思えない。

普及進むのか…? 私は紛失が怖くて二の足踏んじゃう…

お願い、余計な事しないで。 もうやめて。

絶対こんなのトラブルばっかり発生するじゃない。

クレーム受けるのは医療事務。やめて、本当やめて。

など、批判の声が相次いでいます。

医療分野のデジタル化を後押しするためとは言いながら、こんな状態で不安しかありませんね。

マイナンバーカードは義務化される?

2023年4月から医療機関は「マイナ保険証」の対応を原則義務化され、

将来的には従来の紙などの保険証は廃止されるようです。

健康保険証を原則廃止してマイナンバーカードに統一していくため、厚生労働省は2023年4月から、カード利用に必要なシステム導入を医療機関に義務化する方針を決めた。

引用元:朝日新聞

つまり、実質的な「マイナンバーカードの取得義務化」ということですね。

総務省HPによると、2022年7月末時点のマイナンバーカードの「普及率は45.9%」
まだ半数にも普及していない状況です。

高齢者の多い日本で、申請サポートがあるとは言え、手続きをするのは簡単ではないと思いますし、なにより、

病院などの通院に、個人情報の入ったマイナンバーカード持ってくのは、盗難や紛失の恐れも高くなりますし、心配ですよね。

現在、マイナンバーカードの申請締切は2022年9月30日(月)までとされています。

申請しなかったらどうなるのよ?と疑問も生まれますが、

いずれにせよ、義務化されるのであれば、9月末までに申請して、最大20,000円分ポイントもらったほうがお得かも?

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