2022年7月18日、巨大アートの作者として知られる、アメリカの彫刻家クレス・オルデンバーク氏が死去し、
巨大なノコギリ彫刻(Saw, Sawing=切っている鋸)が注目されています。
そこで今回は、日本国内・海外にあるオルデンバーク氏の作品をご紹介していきます!
巨大ノコギリ作者はクレス・オルデンバーク氏

クレス・オルデンバーグ氏(93)は、スウェーデンのストックホルム生まれ。
アメリカへ移住し「ソフト・スカルプチャー」と呼ばれる布や糸などの繊維や、ゴムなどの柔らかい素材で作った彫刻や、日用品を巨大アートにした作品が有名です。
ネット上には、

あれは彫刻作品だったのか…



私は勇者のノコギリと聞きました!w そうか、作家さんの作品だったのか。



東京ビッグサイトで一番、迷わない確実な場所が巨大ノコギリで、よく待ち合わせをしたなー。
外国人作者による制作とは初めて知った。



氏の彫刻を観に世界中を旅したいと思っていた時期もありました。
素敵なアートをありがとうございました。
などの声があがっていました。
「なぜにノコギリ?」と思っていましたが、有名な方の作品だったとは驚きです。
ちなみにこのノコギリは「問題解決のプロセス」を表現しているそうです。
大地をノコギリで切っているように見える一方で、



巨大ノコギリは夜になると動くと思ってたw
なるほど!確かにサイズ的にもあっている。
ノコギリに対する見え方が変わってきますね(笑)
次に行くときはぜひ間近で見てみましょう!
住所:東京都江東区有明3-11-1 東京国際展示場中央ターミナル(ビッグサイト前)
オルデンバーク氏の作品は「東京都立川市」と「栃木県宇都宮市」にもあります。
東京立川「リップスティック(口紅)」


1枚の鉄板で表現されたリップスティックは、マリリン・モンローに捧げられた展示会のために作られたものだそうです。
色も形もシンプルですが、存在感ありますね~
住所:東京都立川市曙町2-34-7(ファーレ立川)
宇都宮美術館「中身に支えられたチューブ」


一見何か分かりませんでしたが、
題名の通り「中身に支えられたチューブ」。
発想が面白い。
巨人が絵の具を絞っている感じですかね。
住所:栃木県宇都宮市長岡町1077(うつのみや文化の森)
3作品全部を巡ってみたくなります。
次は海外にあるオブジェをご紹介します!
【画像】クレス・オルデンバーク氏の海外にある巨大アート作品
以下はすべて「wikiart」からの作品です。
Spoonbridge and Cherry(スプーンブリッジ&チェリー)


スプーンの先にサクランボ。
1998年の作品で、アメリカのミネソタ州、ミネアポリス彫刻庭園内にあります。
子供のサイズと比べると、ガリバーの世界ですね。かわいいオモシロ写真が撮れそう。
Clothespin(洗濯バサミ)


たか~い!高さは14m。
のこぎりより少し低めぐらい。
1976年の作品で、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアの中央広場プラザにあります。
Dropped Cone(ドロップ・コーン)


2001年の作品。ドイツ・バイエルン州にある、アイスクリーム&コーン。
巨人がアイルクリームを落とした?遊び心がありますね~
地震大国の日本では上から落ちてきそうで心配ですが…
Floor Burger (Giant Hamburger)


1962年の作品。カナダのオンタリオ州・オンタリオ美術館に所蔵されています。
「ソフト・スカルプチャー」と呼ばれる、いわゆる、布でできたハンバーガー。
この他にも、韓国、スペイン、イギリス、オランダなど世界各国にオルデンバーグ氏の巨大アート作品が設置されています。
アートを観に世界中を旅してみたいですね。
まとめ
クレス・オルデンバーグ氏の国内外にある巨大アートの一部をご紹介しました。
オルデンバーグ氏の名前は知らなくても「巨大ノコギリ」は認知している人も多いと思います。
次にビックサイトに行くときは、そばに行って貴重な彫刻を拝みましょう(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。