2022年7月22日、元アナウンサーの吉川美代子さんが「ミヤネ屋」に出演した際、共産党を「パフォーマンスぽい」と発言し、
ネット上には、本人の謝罪と訂正が必要という声が多くあがっていました。
今回は吉川さんの「炎上発言」について、まとめていきたいと思います。
【ミヤネ屋】吉川美代子の炎上理由は何?

2022年7月21日、日本共産党は「旧統一協会問題追求チーム」なるものを立ち上げました。
翌日の22日、吉川さんは「ミヤネ屋」に出演した際、日本共産党に対し、以下のようなコメントをしました。
90年代から、紀藤 正樹弁護士たちが被害者救済で戦って活動していらして、
それまでは何も言わないで、
世間の注目が集まっている今
急に言い出すのが、ちょっと一部パフォーマンスぽいなという気がしてしまうんですね。
さらに続けて、
だから本当に必要なのは、
実際に被害者がいて、
食べるものもなくなっちゃうくらい全部お金を出しちゃった人もいるって、
そういう事をきちんととりあげてほしいと思いますね。
以上が「発言の全文」です。
よくあることですが、「パフォーマンスっぽい」という発言部分が切り抜かれ、デマだと炎上。
吉川さんのInstagramには、発言の真意を問うコメントが寄せられ、

ミヤネヤのパフォーマンス発言は誤りですね。
報道を昔からやっていて知らなかったわけではないよね。
発言に至った経緯を発言しないと圧力かかっているか、
わざと歪曲しているかどちらですか?
これに対して、吉川さんは、以下のように答えています。


日本共産党も、吉川さんのテレビでの発言やこのコメントに対し、
7月28日「しんぶん赤旗」で、悪質な印象操作で、コメンテーターの資格が問われると公表。
吉川氏のインスタグラムでのコメントは、日本共産党が旧統一協会問題をその被害者救済も含めて40年以上一貫してとりくんできた事実を、再びなきものにするウソの上塗りであり、悪質な印象操作です。公共の放送でコメンテーターをつとめる資格が根本から問われます。
引用元:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-07-28/2022072804_02_0.html
事実、共産党は、
- 「霊感商法」などに対して、1990年4月・1992年3月・1998年4月に国会で取り上げ、国会会議事録に残っている
- 2002~2021年の間、「しんぶん赤旗」で69本の記事をHPで公開
など、40年以上追求しているとしています。
こんなに取り上げていたとは驚きです。
吉川さんが「伝えたかったのは」あとの部分だったと思いますが、
そんな背景がありながら、
吉川美代子が「謝罪なし」で再炎上!
8月2日にミヤネ屋に再びコメンテーターとして出演した吉川さん。
吉川さんの発言内容に対し、番組サイドも「一部誤解を生むような内容があった」と訂正文を読み上げていたことから、
吉川さんから何かしらコメントや謝罪があるはずと思っていた方も多かったようで、
ネットでは
など、「謝罪すべき」との声がたくさんあがっていました。
コメントは個々の自由ですが、番組側も訂正しており、
長い間、報道機関のアナウンサーとして情報を伝えてきた方が、なにも触れないのはいかがなものかと思います。
さらに同日、吉川さんは
政治家相手をよく知らず、祝電を打つことがある。
政治家本人は知らないと思うんですよ。
秘書の方たちが「あ~やりましょって」そりゃけっこう簡単にやりますね。
また同じタイプの失言(苦笑)
たとえ、こちらの発言も切り取られているとしても、
そんな政治家も一定数はいるとは思いますが、
「けっこう簡単にやりますね」など、まるで多くの人がやっているようなニュアンスの発言は、
きちんと確認している方々に失礼ですし、長年メディアの仕事をしている方なら尚更、視聴者が誤解を生むような発言は避けるべきだと思います。
そして、今の状況下だからこそ、共産党はチームを立ち上げたと思いますが、今後「パフォーマンス」と言われないように、注目してきたいですね。